明日(あす)の光を身体(からだ)にあびてふり返らずにそのまま行けばよい風に吹かれても雨に打たれても信じた愛に背を向けるな
長淵剛さんの名曲「乾杯」。
この曲の歌詞は、
友人の結婚を少し寂しいと感じつつ「乾杯!」と喜びで送り出す友人のメッセージが詰まっていて、なんともジ~ンときます。
上記は曲の2番の一節です。
私はこの一節から「妻を愛しつづけろ」というメッセージを感じました。
どんな逆境でも妻を守る。それは自分と向き合い、自分を信じること。
まずは前を向くこと。明日の光を浴びて、明日に向かって、自分を信じて振り返らずに突き進むこと。
そうして進んでいくと必ず人はぶつかり、風に吹かれ、雨に打たれる。
悩みや苦しみが襲い掛かって行く手を阻み、心や信じていたことが崩れそうになる。
そんな時は、自分で守り抜くと決意して覚悟をした愛、最愛の妻と向き合うことだけは忘れるな。
妻を守り続け愛し続けろ。
長淵剛さんは、わざわざ雨に「打たれる」と歌っています。豪雨ですね。
本当に近年のゲリラ豪雨の如く、苦難は突然襲って、一寸先も見えなくなりますよね。
私は過去に、悩み苦しみが限界を越えて、先が見えなくなり、全てが「どうでも良くなる」時がありました。自分から逃げた瞬間です。
この時に自分をどう立て直すか。暗闇の中でどう光を見つけるか。
私が過去立ち直った時の理由は、どうしようもない私を信頼していて、ついて来てくれている妻の存在でした。まさしく私にとっては明日の光でした。
何より、私が妻との結婚を決めた若かりし頃。この時の覚悟を思い出したのでした。
「信じた愛に背を向けるな」とは、自分の覚悟、決意をした心に背を向けるなということだと思います。
妻と向き合い、愛し、守り、信じることは、自分と向き合い、信じることなのだと思います。
妻を守り続けることで、男は成長する
よく「男は子供」と言われます。事実だと思います。私もそうでした。
結婚したての頃は、「結婚ごっこ」「夫ごっこ」だったと思います。
でもそれはしょうがないことです。夫という経験を積んでいなかったからです。
立派な夫とは、家族を導いていくという覚悟を持ち、矢面に立つ決意をした人だと思います。
それができるかできないかではなく、するかしないか。
結婚当初の私はこんなこと微塵も考えていなかったでしょう。
しかし、カップルでは無く「夫婦」として生活を始め、妻とぶつかり、自分の家族ともぶつかり、
いろんな壁を乗り越えて、少しずつ「夫婦」「家族」ということを学びました。
周りのおかげで成長できました。
今となっては、何度も妻に背を向けながらも、妻を信じ、妻と向き合い、妻を守り続けられたことが、
私の男として、夫としての覚悟を育ててくれたのだと感じます。
失敗してもいいから、妻に背をむけるな
人間失敗します。
特に子供と言われる男性は、結婚後に多くの失敗をするはずです。
妻に対して逃げ出したくなるかもしれません。それでいいと思います。
大切なのは、失敗を認め、自分の弱さを認め、挫折してもまた前を向くこと。そして妻と向き合うこと。
背を向けてしまえば、妻の声も届かなくなります。
背を向けて外の世界ばかりを見てしまうと、妻との距離は離れてしまいます。
振り返った時には妻はおうそこにはいないかもしれません。
どんな状況でも、妻の方を向くこと。
私は長淵剛さんのこの名曲「乾杯」を、辛い時に口ずさみ、元気を貰っています。

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